【採用人事が語る】ラグビー部が就活で有利な本当の理由

ラグビー

こんにちは、元ラガーマン人事です!

この記事は下記のような人にオススメです!

  • 学生時代にラグビーしかしてこなかった。
  • ラグビーで得た経験を社会人でも活かせるか不安。
  • ラグビー部だったけどあまり試合に出ていなかったから自己PRが難しい

結論、ラグビー部出身者はラグビーの実力関係なく就活に有利で、ラグビーで得た経験も社会人で大いに活かせます。

よく「ラグビー部出身者はキツい練習に耐えていたから根性がある」「チーム競技だから協調性がある」など言われることが多く、たしかに間違ってはいませんが、この記事ではラグビー部が就活に有利な本当の理由をお伝えできればと思います。

ラグビーを通して身につくもの

規律性

ラグビーは規律をいかに守るかで勝敗が左右されるスポーツなので、ラグビー部出身者には規律性のある人が多いです。

ほぼ生身に近い身体同士を激しくぶつけ合うので、感情的になるシチュエーションが非常に多く、そのため安全性を配慮してルールが比較的厳しいスポーツでもあります。

反則を犯したチームへは厳しいペナルティが科せられ、試合の流れが一気に変わることもあれば、簡単に失点に繋がってしまうことも珍しくありません。

体力的にも精神的にも厳しい状況の中で、いかに規律性のあるプレーができるかが勝負のカギを握ります。

したがって、ラグビー部出身者には規律性のある人が多いと言えます。

組織への帰属意識

ラグビー部出身者は組織の一員である自覚や、その組織で自分に与えられた役割を全うする力、いわゆる帰属意識が高い人が多いです。

ラグビーは1チーム15名で行い、最も試合人数が多いスポーツであり、ポジションごとに求められる能力が異なります。

背が低い人が活躍できるポジションもあれば、体重100キロを超える選手が活躍できるポジションもあり、試合の中でお互いが助け合いながらそれぞれ与えられた役割を全うします。

ラグビーを通して自然と身につく組織への帰属意識は、会社でも評価される能力の1つでしょう。

高いコミュニケーションスキル

ラグビー部出身者は非常に高いコミュニケーションスキルを持った人が多いです。

ラグビーはボールを前に落としたり、投げたりしてはいけないというルールがあります。

つまりボールを落とさないように丁寧に扱わなければならず、パスをするときも後ろからの声を頼りに正確な位置へパスを出さなければいけません。したがって、仲間同士のコミュニケーションが非常に重要になってきます。

その他にも、ラグビーにはチーム内のコミュニケーションが大事なシチュエーションが多く、社会人になってもその高いコミュニケーションスキルを活かせる場面は多いでしょう。

企業の人事は面接でココを見ている

人柄

面接の場で企業は応募者の人柄をみています。

就活とはいわゆる企業と応募者が行う婚活のようなもので、”入社=結婚”に近い感覚だとも言われます。

結婚する際もお互い人柄を重視することが多いですよね。

人柄が悪いと社内外でのトラブルにより早期離職となるケースも考えられ、さらには周りの社員へも影響してしまい、関係する社員が連鎖して退職を考えてしまうリスクも考えられます。

そのため、企業は人柄が良い人を採用する傾向があります。

カルチャーマッチ

会社は、企業文化に合った性格や価値観を持った人を採用したいと思います。

これは人柄を重視する理由と同じで、早期離職と周りの社員へ連鎖するネガティブな影響を防ぐためです。

会社は、1人採用するために100万円以上のコストが発生するため、早期離職は会社にとって大きな損失となってしまいます。また、1人の社員のミスマッチから周りの社員へ連鎖して、企業が築いてきた文化や価値観が内側から崩れてしまう恐れもあります。

したがって、面接官は企業文化や価値観が自社に合っているか、社内の雰囲気に馴染めるか、などを面接の場で見定めます。

コミュニケーションスキル

社会人にとってコミュニケーションスキルは非常に大事なスキルです。

コミュニケーションスキルとは主に、「物事をわかりやすく伝えることができる」「相手の言うことを正しく理解できる」「場の空気を察して適切な会話ができる」などが上げられます。

コミュニケーションスキルが高い人は、人間関係に苦労することが少なく、良好な関係性が構築でき、円滑に仕事が進められるでしょう。

面接の場において面接官は、コミュニケーションスキルがある人かを見極めるためにさまざまな質問を投げかけチェックしています。 

ラグビー部が就活で有利な理由

以上のことから、面接官はラグビー部出身者に下記のようなイメージを持つため、ラグビー部出身者は就活に有利と言えるでしょう。

  1. 規律を大事にするスポーツなので、人柄の良い人が多い。
  2. 組織への帰属意識が高く、企業文化や価値観にあった行動ができる。
  3. ラグビーを通してコミュニケーションスキルが自然と身に付くため、社会人になっても活かせる人が多い

まとめ

今回は、ラグビー部が就活で有利な本当の理由をご紹介しました。

会社が必要とする人物像に近い人材が、ラグビー部出身者には多いことがわかりましたね。

2009年には、ラグビーが持つ人間形成に資する特徴として「品位、情熱、結束、規律、尊重」を示し、World Rugby Value(ワールドラグビー・バリュー)と呼ばれており、社会人である前に、人間として大切な価値観を教えてくれるのがラグビーです。

ラグビー部で培った経験は人生において貴重な財産であり、就活の際の非常に強い武器でもあります。

しっかり準備し、胸を張って面接に臨みましょう。

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